40週4日3440g
治療スタート11ヶ月

症状

・11ヶ月になってもズリバイ、ハイハイができない。
・右手はパー、左手はグーでいることが多い。
・立たせた時に左の足の指がまるまっている。
・手のグーも足の指のまるまりも生後6ヶ月から気になり始めた。

病院での診断
PVLは良くもならないが悪くもならない。今後の事は誰にも分からない。はっきりした事は言えないが、歩けない事も視野に入れた方が良い。車椅子や杖での生活の可能にもある。
今できることは、リハビリ。まずは通ってみて下さい。と言われ母の頭は真白でした。
リハビリに行けば良くなると思っていたが、リハビリでは特にマッサージなどもなく遊びを通しての今後の課題を言われ、これで良いのか?と不安になる。
診断してくれたドクターは教科書を見ながら説明をしてくれて、本当にこの先生分かってる?と不安であった。何も分からない私にとってドクターの言う事がすべてで、この先、不安しかなかった。


1歳

ハイハイができるようになりました


2歳

しゃがむ、立つのトレーニングを始まました)


3歳

ハムストリングのトレーニングができるようになりました。


3歳半

初めは全く指が上がりませんでしたが段々自力で動かせるようになりました。本当に根気強くやってくれました。


3歳半

左足の親指の向きはpvlの子ども達の特徴です。
しかし根気強くケアしていくことで大きな変形を防ぐことができます。おうちでのケアもしっかりやって頂きご協力に感謝致します!


Iくんのお誕生日に撮った足形です。
土踏まずがきれいに出来上がってます。
3歳頃までは健常の子も扁平足で問題ありませんが、pvlの子ども達は外反扁平足といって放っておくと距骨が内側に滑り足首の骨の位置関係が崩れてきます。
骨が柔らかい成長期にケアすることで十分防ぐことができます。

かめちゃん先生より

初診の頃に印象的だったのは、左肩から肩甲骨にかけての盛り上がりでした。股関節や膝は驚くほど柔らかく、足には厚みがあり、土踏まずのあたりには少し外反扁平足の兆候が見られました。

全身からは、PVL特有の体のアンバランスさを感じましたが、すぐに特別治療を開始し、経過はとても順調でした。

お母様が毎年お誕生日に記録してくださった足形は、外反扁平足の予防ができたことを示す、とても貴重な資料になりました。本当にありがとうございました。

気がつけば、あっという間に6年が経ちましたね。その間に弟くんが2人誕生し、Iくんもすっかりお兄さんになりました。今年の春からは小学一年生ですね。

これからの治療は鍼にストレッチ、トレーニングの要素をプラスして楽しみながら体を動かす体験をたくさん伝えていきますね!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。