PVLとは? / 脳室周囲白質軟化症(PVL)の治療なら川越市のやまもケアゆりかご

PVLとは?
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PVLとは?

PVLとは?

PVLは「脳室周囲白質軟化症(のうしつしゅういはくしつなんかしょう)」という新生児や未熟児に多く見られる脳の損傷の一つです。
運動中枢から神経線維が多く通る白質はその連絡が絶たれると脳からの指令が通りにくく、又筋肉も硬くなり自由に動かすことができにくくなってきます。
病巣(脳)は非進行性ですが、麻痺による二次障害が一番の課題になります。

PVLの二次障害

PVLによる筋の硬縮がもたらす影響は子ども達にはとても大きいです。赤ちゃんのうちは向きグセや寝返りの遅れ、全身のつっぱり感があり、寝つきが悪い、いつも機嫌が悪いなどにあらわれます。自由に体を動かしたいのに動かせないことで知的能力、興味、関心の発達にも影響をおよぼします。これが赤ちゃんのときに感じる発達の遅れです。3才の誕生日を過ぎる頃になると、骨の成長は進み、さらに筋肉に硬さを感じるようになります。4才から小学生になる頃になると姿勢異常などの影響はより定着しやすい状態になります。

早期治療で二次的障害は防げます

赤ちゃん、子ども達の骨は成長の過程にあり関節も柔らかく麻痺の影響を受けやすい状態にあります。
子どもたちの体に触れていると0~3才のお誕生日を迎える頃までは特に柔らかさを感じます。

いちばん治療効果が出やすい時期です。

二次的障害を防ぐためには早期ケアがとても大切で将来の生活の質が大きく変わります。

早期治療の大切さ

たとえば生まれてすぐの赤ちゃんの足の骨はまだ配列ができているだけで、やわらかい軟骨の状態です。外反偏平足は成長するにしたがって立つための土台となる足首のアライメント(骨のならび)を崩していきます。成長が著しい3才のお誕生日を迎えるころまでの治療に対する効果はとても大きいです。側弯症や股関節亜脱臼に関しても同じことが言えます。

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